第8回国際OPIシンポジウム

投稿者: | 2011年5月25日

第8回国際OPIシンポジウム

OPIとオーセンティシティー

‐オーセンティシティーとプロフィシェンシーに基づく日本語教育のあり方‐

2011年8月6日(土)・7日(日)

国際OPIシンポジウムは,第1回のエジンバラから,第7回のソウルまで,プロフィシェンシー(Proficiency)に関するさまざまなテーマを掲げてシンポジウムを企画・運営してきました。その間,OPIを中心とした研究から,オーラル(話す)のみならず,他の3技能(聞く,読む,書く),さらには文化的側面などに研究対象の幅が拡がり,最近の日本では,生活者としての日本語使用者に必要なプロフィシェンシーについて,さまざまな側面から掘り下げることを目的とした調査・研究も徐々に実施されるようになりました。また、アメリカでは、全米の外国語基準が浸透し、コンテントに基づく指導法が主流になりつつあります。

このような動きの中で、プロフィシェンシーの意義を再確認するとともに、
さらに、オーセンティシティーという概念を新たな焦点としてプロフィシェンシーを促進させる教育指導法、また、指導・評価における問題点などを追究していく必要があります。

ポートランドのシンポジウムにおいては,プロフィシェンシー研究の充実に向けて,日米のOPI関係者だけでなく,世界各地の(第二言語としての)日本語の運用能力に関する調査,研究,実践等に携わる多くの方々に集っていただき,OPI、プロフィシェンシーの各国でのあり方、捉えられ方について,特に
オーセンティシティーという問題に焦点を当てて,今後の研究や,教育実践の在り方について共に考えられたら幸いです。

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