日本語プロフィシェンシー研究学会へようこそ

本学会(JALP)は、1999年に発足した関西OPI研究会を母体としています。発足当時はOPI (Oral Proficiency Interview)テスターのみの集まりでしたが、口頭面のプロフィシェンシーのみならず、読む、聞く、書く、さらに言語活動全般に関わる研究を扱ってきたため、テスター以外の会員も多く加わるようになり、2010年には日本語プロフィシェンシー研究会と名称を改めることになりました。毎年、6月と1月の研究例会に加え、3月には様々な地で温泉合宿を行い、さらに、ほぼ毎年、国内外において特別企画のシンポジウムを開催してきました。

このような会の発展は、約20名ほどからなる運営委員による献身的な努力によるところが多く、もはや、一研究会という位置付けでは十分でなくなり、2017年10月1日をもって学会組織へと昇格させることになりました。創設以来の「全員参加型」「気楽にざっくばらんに話し合える会」という基本姿勢を土台に、学会ジャーナル『日本語プロフィシェンシー研究』、研究例会、春合宿などの学会活動のますますの充実を図っています。日本語における「プロフィシェンシー」をキーワードとして、ことばに関わる様々な面を多角的に捉える学会として成長を続けています。

入会に制限はありません。OPIに関心のある方や日本語教師の方はもちろん日本語ボランティアの方やこれから日本語教師を目指す方、大学生、院生、さらには日本語を母語としない日本語使用者の方々にも一緒に参加いただき、さまざまな視点から日本語をとらえ、プロフィシェンシーについての理解を深めたいと思っております。

JALPへの皆様の積極的な参加を心よりお待ちしております。

JALP会長
鎌田 修

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