2015年度第2回例会

投稿者: | 2015年12月18日

日本語プロフィシェンシー研究会 2015年度第2回例会のご案内

日 時: 2016年1月9日(土)13時半より

場 所: 京都外国語大学 141教室(1号館4階)

交通アクセス http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/campus/access/index.html

キャンパスマップ http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/campus/map/index.html

参加費: 会員 無料/非会員 一回目お試しで無料。 但し、二回目からは要会費(2000円)。

お問い合わせはreikai(at)proficiency.jpまで

▼プログラム:
13:30~13:40 
会長挨拶 鎌田修 氏(南山大学)
13:40~15:10  
講演「認知言語学から見る日本語教育」
(山梨正明氏 関西外国語大学教授、京都大学名誉教授)

<講演要旨>
認知言語学のアプローチでは、言語能力は、生物の延長としての人間の身体性を反映する一般的な認知能力によって動機づけられ、認知能力からの発現の一形態 として位置づけられる。換言するならば、認知言語学のアプローチは、いわゆる言語能力に関わる知識は、五感、運動感覚、イメージ形成、視点の投影、カテゴ リー化、参照点能力、等に関わる人間の一般的な認知能力から独立した自律的な言語知識としては規定できないという視点に立っている。この視点は、身体性に 関わる前-表象的、前-記号的な生きた経験の場から、言語知識の発現と分節化のプロセスを根源的に問い直していく立場を意味する。この新しい言語学のアプ ローチは、言語のメカニズムの解明の問題だけでなく、日本語の習得に関わる言語能力と言語運用の問題の解明にも新たな知見を提供する。本講演では、特にこ の後者の問題への認知言語学の適用の可能性を考察することにより、日本語教育の新たな探求の方向を探っていく。

<休憩>
15:20~16:00  
研究発表  
タイトル 「日系ペルー人のアイデンティティとその背景」 
(阪上 彩子氏 大阪大学日本語日本文化教育センター)

16:00~17:30  
ブラッシュアップセッション
「スカイプを使ってのメキシコ人日本語学習者とのOPI」
         OPI提供者: 伊藤 亜紀氏(南山大学大学院生)

17:30~17:40 事務連絡

18:30~20:00 懇親会 

▼参加申し込み
当日参加も可能ですが、準備の関係上、1月6日(水)までに
下記の参加申し込みフォームにてお知らせください。

参加フォームはこちら