【報告】第1回日本語プロフィシェンシー研究学会(第12回OPI国際シンポジウム)

投稿者: | 2019年11月30日

先日、11月2日(土)~3日(日)に、大連外国語大学で行われました「第1回日本語プロフィシェンシー研究学会(第12回OPI国際シンポジウム)」についてご報告申し上げます。

会は以下のようなプログラムで行われました。

http://dalian2019.proficiency.jp/

JALPからは鎌田会長、定延先生が、そして中国側からは高 昇先生(中国教育部考試中心外語考試処 処長) 、曹大峰先生(北京外国語大学)の基調講演がありました。

どの講演もすばらしく、参加者は熱心にスマホでスライドを撮影しておられました(そういう時代なのですね)。

午後からは研究発表が、口頭発表とポスター発表の形式で行われました。

2日目は3つのパネルセッションが行われました。
OPIが持っている評価の側面についての見直しを迫るもの、中国での評価のあり方が検討されました。

すべてのパネルに共通していたのは「個」の重要性であったように思います。多様性や個人差を重要視する昨今の日本語教育の流れの中で、プロフィシェンシーはどのように測られるべきか、あるいはどのように研究されるべきかということが、今後の方向として示された、有意義なものであったと思います。

この度は、会員の皆様には様々な側面でお手伝いいただき感謝いたします。
大会実行委員長