新年研究例会@京都外国語大学(1/8)

投稿者: | 2010年12月15日

<新年研究例会は盛会のうちに終了いたしました>

日時:2011年1月8日(土)13:30~

場所:京都外国語大学 1号館3階 135教室

<プログラム>

13:30~13:40 会長挨拶

13:40~15:00 講演
「日本語教育における「中級」とは―『みんなの日本語中級』の文法の視点から―」
中西久実子氏(京都外国語大学日本語学科)

『初 級を教える人のための日本語文法ハンドブック』『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』等の共著者であり、『みんなの日本語中級』の文法担当 者としてのご経験から、日本語教育における中級についてお話しいただきます。文法から日本語プロフィシェンシーを考えたく、講師をお願いしました。

<休憩>

15:10~15:55 研究発表
「社会に関わっていくことを目指す日本語教育の試 み:中級クラスのプロジェクト実践報告」
深井美由紀氏(京都アメリカ大学コンソーシアム 専任講師)

要 旨: 本発表では、学習者が日本語を使って積極的に社会 と関わりながら日本語を学んでいくような活動を目指して実践された「社会と関わろうプロジェクト」 について報告する。「社会と関わろうプロジェクト」で、学習者は、1)自分の興味のある社会問題 について取り上げ、何がどうして問題なのかを他者 にわかりやすく説明する作品を作る、2)その作品を多くの人々に知ってもらうためには何をすればいいのかを考えて実行する、そして3)他者とのやりとりを 通して、意見交換をするといった活動を行う。発表では、プロジェクトの背景と手順を説明 し、中級クラスでの実践例を紹介した上で、プロジェクトの意義や今後の課題についても検討する。

15:55~16:55 ブラッシュアップ・セッション「OPIテープの検討」

後藤多恵氏(同志社大学 非常勤講師)

16:55~17:20 事務連絡